2018年4月23日月曜日

県商工交流会に参加

 4月22日に「第11回神奈川県商工交流会」が神奈川区の建設プラザで開催され、参加しました。
 岡田知弘京都大学教授が「私たち業者が元気をつくる地域経済」と題して90分の講演をおこないました。
 災害の時代に地域の住民の命と地域社会の再建を担うのは地域の中小業者であることを阪神淡路、3.11東日本、熊本震災での具体例をあげて話す岡田教授は、地域経済を豊かにする中小企業・小規模企業振興条例制定とそれを活用した地域づくりの重要性を強調しました。
 相模原市も「相模原市がんばる中小企業を応援する条例」を2014年4月から施行されましたが、川崎市のように学識経験者、中小企業団体、金融機関、自治体などで構成する産業振興協議会で意見を聴いて検証し、施策に反映させることを条例で定めていないため、施策実施状況報告書は作成されるが、条例がどのように活かされているのか検証が不十分だと思われます。



 午後からは、第2分科会「小企業の活躍を促す自治体施策」をテーマに、前川崎市経済労働局長の伊藤和良さんの講演があり、岡田教授も助言者として参加されました。
 講演のあとに市議会議員や中小業者がら出された質問や討論に対して、伊藤さんや岡田教授から助言もされ、活発な分科会となりました。
 私も市議会で取り上げた住宅リフォーム助成制度や相模原綜合卸売市場閉鎖について発言しました。