2016年2月5日金曜日

議員研修会に参加

 2月1~2日に開催された自治体問題研究所企画による「第35回市町村議会 議員研修会」に羽生田学議員、田所健太郎議員と共に参加してきました。
 1日目は森裕之立命館大学教授による記念講演「地方財政の変貌と自治体政策の焦点」と題する記念講演が13:00~17:00まで行われました。
 森教授は、政府の新たな経済政策「新三本の矢」は、「地方創生」政策そのものであり、自治体の役割がいっそう重大なのもになると指摘しました。そして地方財政においては、まち・ひと・しごと創生事業、広域連帯、公共施設の集約化・複合化、歳出効率化、公営企業の経営効率化などが課題にされ、地方創生への対応が求められていると強調しました。
 2日目は、選科A「介護保険の現状と自治体の役割」、選科B[公共施設の再編と地域づくり」の分科会に分かれ、私は選科Bに参加し、講師は1日目と同じ森裕之教授で9:30~15:30までおこなわれました。
 講義の内容は、前日の記念講演を基礎にして、公共施設とは何か、公共施設の老朽化と財政、国土強靭化政策と公共施設、地方創生と総合戦略、公共施設と地域再編について深めたあと、人口減少時代における自治体行財政の焦点として、具体的な自治体を例にとって公共施設マネジメントのどのようにおこなわれているか解説しました。
 その中で、森教授が直に行って聞いてきたと、相模原市の例が出されました。その中で相模原市は公共施設を現状のまま維持し続けることは困難としてマネジメントを策定したが、先に進めることも困難に直面している状況であると報告されました。
 
 今回の研修で学んだことを今後の議会活動で活かしていきたいと思います。