2016年2月5日金曜日

日本共産党市議団で視察

 1月27日~28日に日本共産党相模原市議団5人全員で、高崎市、新潟市に行政視察に行きました。
 高崎市では、➀中学校給食 ②商店リニューアル助成制度 ③住宅リフォーム助成制度について担当職員から説明を受け、学んできました。
 最初に高崎市立高南中学校に行き、自校方式による中学校給食を現地で説明を受け、当日の給食を食べさせてもらいました。
 健康給食課の課長さんから「高崎市の学校給食」についてレクチャーがありました。
 高崎市は当時の市長の決断で昭和62年度から旧高崎市全小中学校園に自校方式による完全給食がスタートし、現市長が文部科学省給食課出身でもあり、市長の姿勢が大きく影響していることが話されていました。

       
                                        当日の給食で私たち市議団も食べました



                                          2年生の教室で見学させてもらいました


 その後、高崎市役所に行き、「高崎市まちなか商店リニューアル助成事業」についてのレクチャーを受けました。
 現市長が、「高崎市は商業のまち。商業を元気にする方法がないか」「シャッターを閉めそうな店にやらせる方法はないか」と投げかけ、職員がまちに出て聞き取り調査をおこなってできたのがこの制度で平成25年度から実施しています。
 平成25年度は予算1億円でスタートしましたが、初日で7千万円、3日で1億円を超える申請があり、6月議会で2億円の追加補正、9月議会で1億4千万円の追加補正、合計4億4千万円の助成を行っています。 
 住環境改善助成事業は、平成23年4月に初当選した現市長が「地元で仕事をつくる」施策として9月議会で予算5千万円を確保しスタートしましたが、申請が多く補正予算を組んで、平成23年度は1億7千万円の助成をしています。
 相模原市での実施を実現し、地域にお金が回る循環経済をつくりだし、地域を元気にさせていきたいと強い思いを致しました。

 2日目は、新潟市役所に行き、➀地域商店魅力アップ応援事業 ②シニア半わりについて担当職員から声明を受けました。
 商店リニューアル助成である「地域商店魅力アップ応援事業」は、市議会議員から度々要望が出され、職員が高崎市に行政察に行きました。そしてハード面だけでなくソフト面への支援もされれば、大きな効果が表れるだろうと、平成27年度から実施するに至りました。
 予算は1億円で、現在の申請件数132件、6千7百万円で、2月末締め切りなので7千5百万円ぐらいの助成になると見込んでいます。業種では小売業36件、飲食業49件、サービス業47件となっています。
 実施前と後の写真のプリントをもとに説明を受け、実施した事業者は元気になり意欲を持って商売に励んでいると言ってました。
 
 次いで、高齢者のバス運賃が半額となる「シニア半わり」について説明を受けました。
 新潟市では、引きこもりの高齢者をなくしていきたいの思いから、平成24年度から毎年高齢者おでかけ支援「シニア半わり」社会実験を実施しています。
 内容は、新潟交通に協力してもらい、バスICカード「りゅーと」を活用して、シニア世代を対象にバス運賃を半額割引にする社会実験の実施です。
 平成27年度は、募集人数おおむね3000人で、利用期間平成27年12月16日~平成28年3月31日で、市内在住で65歳以上の方を対象にし実施しており、平成28年度本格実施をめざしています。

 今回の視察を今後の議会活動に大いに生かしていきたいと思います。