2015年7月26日日曜日

運動会ができない

 道路拡幅工事のため、校舎を1棟取り壊す麻溝小学校の校長先生とお会いし、話を聞きました。

道路拡幅工事で取り壊される校舎(左側)

校庭に隣接する校舎移転用地(麻っ子広場)

 校長先生は、校庭が狭くなるため運動会ができなくなることを心配していました。工事が着工されるのは来年10月からなので、来年の運動会は春に行いますが、再来年以降はどうするか見通しが立っていないそうです。校庭は普段でも狭く、昼休みに子供で溢れ、走りまわる子がぶつかってしまうことがあるそうです。

麻溝小学校の校庭

 そして、こどもセンターに通う子が多く、こどもセンターはパンク寸前になっていると話されました。こどもセンターは外で遊ぶ敷地がなく、室内は大変な状況になっているそうです。
 校長先生から「ぜひ子供センターに立ち寄って館長さんの話を聞いてください」と言われましたので、その足で立ち寄りました。
 指導員の方から「館長さんは子供たちをプールまで迎えに行ったので少し待っていてください」と言われましたので、待っていましたが、なかなか戻らず40分以上たってから、「歩きたくないという子がいて大変遅れて申し訳ありません」と戻ってこられました。
 麻溝小学校は全学年で約700名。1年生から3年生まで94名がこどもセンターに通っていますので、3年生までの約3割の学童たちがこどもセンターに通っていることになります。
 指導員は8名、補助員は20名で全員非常勤で、短時間勤務のためシフトを組むのが大変で、人でが足りなくて、子供にケガをさせてはならないし、本当に大変ですと言っていました。

麻溝こどもセンター

 地域の方から麻溝小学校が大変だと話を聞いていましたので、直接話を伺おうと訪れたのですが、現場で責任を負っている方から、率直な話を伺うことができ、有意義な訪問となりました。