2015年6月13日土曜日

初の常任委員会

 6月12日、環境経済常任委員会が開催されました。
議案「清掃施設条例」の一部改正、②補正予算案「旧南清掃工場跡地整備事業」「相模総合補給廠共同使用区域整備事業」「峰山霊園整備事業」、③陳情「神奈川県最低賃金改定等について」が審議されました。
 ①私は議案では、「東清掃事業所をなくし津久井クリーンセンターに一元化することで、市民への影響はないのか」「東清掃事業所の跡地利用は計画されているのか」を質問し、「回収は今まで通りで運ぶ所が津久井になるだけなので、運ぶ距離は遠くなるが市民への影響はない」「東清掃事業所は解体することは決まっているが、跡地利用はまだ未定で、市民の意見も聞いて検討していくようになる」という回答を得ました。
 ②補正予算案では、ジョキングコースについて質問し、「使用は平成30年度完成からではなく、できているところから使用できるようにする」と回答をもらい、高齢者・市民が散歩することも多くなるのでベンチや日よけ設備を設置するよう要望しました。また東西道路側に400台の駐輪場を設置するので、事故のないよう安全対策をしっかりするよう要望しました。
 ③陳情は連合神奈川から出されていました。自民党から「神奈川県の順位と沖縄県の最低賃金額」が質問され、「神奈川は東京の888円に次ぐ2番目で887円。沖縄県は677円」の回答を引き出したので、これは陳情不採択になる可能性があるなと感じました。民主・市民クラブが質疑も討論も行わないので、私が陳情を採択するよう討論を行いました。私の討論のあと採決が行われ、全員一致で意見書が採択されました。
 私の討論内容は次の通りです。
 「中小企業・小規模事業者の経営は依然として厳しい状況が続いているので、陳情にある4月の政労使会議での中小企業への下請け単価を適正に上げさせないと労働者の賃金を上げることは困難だと思われます。大企業は多くの内部留保があるので、労働者の賃金や下請け中小業者への単価に回させることは十分可能です。大企業の内部留保は自治体に貢献しないが、労働者の賃上げは市民税として自治体の税収増になるし、消費拡大で地域経済を活性化させます。したがって陳情のとおり国に意見書を上げるべきです」